こんにちは!
安城ハピネスの岩澤です!!
今年もあと2週間を切りました。
お仕事に忘年会など
忙しい時期が続いていますが
皆様調子はいかがでしょうか?
今回は
「冬の養生」について
お話ししたいと思います。
東洋医学で冬は「蔵」の季節といい、
寒さから身を守るために生命力を
体の奥に蓄えておく季節と言われます。
もし、この時期に夏や秋と同じ生活を
送ってしまうと、気の向きが外向きになってしまい、
溜め込まなければならないエネルギーを
発散してしまったり、寒さに熱を奪われて
生命力をどんどん消耗してしまいます。
ポイントは3つです!
・腎をいたわる
・暖房は上手に使う
・食べ物で体を補う
・腎をいたわる・
『腎』にはエネルギーなどの体に必要な物を
取り込んでおく働きがあります。
先程冬は「蔵」の季節で、生命力を体の奥に
蓄えておく季節と書きましたが、
この生命力を蓄える働きも「腎」により行われております。
腎には風邪などから体を守るバリアの元も
蓄えられておりますし、体を温める働きもありますので、
この時期は是非「腎」をいたわってあげましょう。
・暖房は上手に使う・
人の体は冬になると毛穴を閉めて
余分に気(エネルギー)を外に漏らさないようにして
無駄な消費を防いでおります。
ところが室内で過ごされる時に、
薄着で暖房を高めに設定してしまうと、
折角閉まっていた毛穴が開いてしまいます。
また、そこで汗をかいてしまうと、気が汗と一緒に
外へ漏れ出てしまい、蓄える季節なのに気(エネルギー)を
外に漏らしてしまいます。
しかもその状態で急に寒い外に出ると、
開いた毛穴から冷えが体内に入ってしまい、
風邪や冷え症をまねいてしまいます。
この季節は、室内で過ごされる場合は
毛穴が開かないように、暖房の設定は高めにせず、
できるだけ洋服で温度調整すると良いでしょう!
・食べ物で体を補う・
冬は寒い季節です。体を温めるにも、
エネルギーは消費されてしまいます。
この季節は、エネルギーを補充し
体を温めてくれるものを食べましょう。
この時期におすすめの食材としては、
人参・大根・イモなどの根葉類はエネルギーを補充してくれます。
その他としては、米や麦などの穀類・生姜・ニンニク
ニラ・ネギ・かぼちゃ・胡椒・山椒・紅花
ういきょう・唐辛子・シナモン・などがあります。
黒い色の食べ物もエネルギー生成の
要素がある食材になります!
黒ごま、キクラゲ、黒豆なども良いです!
野菜などは、生だと体を冷やしてしまう事もありますので、
出来るだけ火を通していただきましょう。
また、トマトやきゅうりなどの瓜類・
アイス・ビール、塩辛いものなどは体を冷やしてしまいますので
摂り過ぎには注意して下さい。
さらに、ご飯やおかずも冷えた物ではなく、
出来るだけ温めなおしていただくようにしましょう。