急な腰痛の対処法!正しい知識で悪化を防ぐ!
急な腰痛、いわゆるギックリ腰と呼ばれる強い痛みは、初期対応を間違う事で痛みが大幅に増したり、痛みがなくなるまでの期間が長くなってしまったり、仕事や日常生活に大きな影響を与えてしまいます。
ギックリ腰になってしまった時、一番はじめにやらなければならない事は、痛みがでてしまった患部を冷却するという事です。一時的に血流を制限することで痛みを最小限に抑える事を目的としています。氷または保冷剤を利用して冷却しますが、患部を冷却する時間は約10分を目安にして下さい。
次に患部を安静に保つ事を意識して下さい。消炎鎮痛作用のある塗り薬やシップなどを使用しても大丈夫です。ただし、シップについてはできれば温感シップではなく冷感シップを使用して下さい。温感シップには血行を促進させる効果がありますので初期対応には不向きです。
安静に保つ事が早期回復の近道ですが、どうしても動かなくてはならない場合は、コルセットの着用をオススメします。骨盤周りを安定させる事で痛みは軽減しますが、治っている訳ではないので動きすぎないように十分注意しましょう。
約一週間で痛みは完治しますが、痛みがなくなった後の患部の筋肉は強く硬結しています。そのまま放置しておくと再発の原因にもなりますので、鍼治療などで早く硬結を取り除く事が大切です。
正しい初期対応で早く痛みを解消し、健康でケガのない身体を目指しましょう!