骨盤矯正コラム第1回
~産後の骨盤矯正がなぜ人気であるのかの4つの理由~
1:体型を元に戻すことができる
体型の変化は女性にとって、切実なお悩みでしょう。出産後、パンツがまったく入らなくなってしまったという方も多いです。「体重は妊娠前より減ったのに、妊娠前のスカ-トのファスナーが締まらない」という方も大勢います。
出産で骨盤が広がってしまったことによって起こることです。骨盤が広がると下半身が広がってしまい、お尻や脚が太く見えてしまいます。
筋肉も正しく動かす事が出来なくなってしまい、基礎代謝が落ちていることが多いです。
2:代謝、スタミナ、免疫力、回復力を整えることができる
骨盤内の臓器として小腸や大腸、子宮などがあります。骨盤が広がることでそれらの骨盤内の臓器の位置が正しい位置からズレてしまいます。骨盤につく筋肉も同様です。結果として血液循環がわるくなってしまい体温や内臓の温度が下がり、免疫力が下がります。また下半身への血流が悪くなってしまいます。すると足がむくみやすくなったり、セルライトがついて痩せにくくなってしまうのです。
出産後も授乳で薬などの使用が制限されたり、育児による生活環境の変化で疲労が蓄積し続け、回復しにくいという点もあります。体調を崩してトータル的に体内環境を悪くなる事を予防してより良い生活を送る事にも繋がります。
3:腰痛などの症状改善、予防ができる
出産時には骨盤の底の部分(産道)が広がります。
同時に骨盤の底にある「骨盤底筋」も広がって緩みます。この骨盤底筋は、内臓が下に落ちるのを支えている筋肉です。この骨盤底筋が弱くなると、骨盤内の一番下にある子宮や膀胱が下がってしまうのです。
子宮脱や膀胱脱、尿漏れなどの症状になる事があります。
産後は腰痛などの症状が出やすくなります。もちろん抱っこなど育児で体に負担がかかるということもありますが、これも骨盤の緩みやゆがみが原因になっています。産後の骨盤は非常に不安定です。出産で骨盤はボロボロになり、筋肉も落ちてしまっています。
そんな状態で骨盤を支えようと体中の筋肉が頑張りすぎてしまい、腰痛などの症状も出てくるのです。なので産後は骨盤を締めて、骨盤底筋を鍛えていく必要があります。
4:ホルモンバランスを整えることができる
大切な事なので何度も書きますが、産後の骨盤は、腹筋や骨盤底筋が緩んでしまい、妊娠前よりも広がっています。
その広がった状態では、内臓が下がりやすくなっています。内臓が下がってくると、一番下の方にある子宮や卵巣が圧迫感されてきます。
すると子宮・卵巣内の血流が悪くなり、女性ホルモンの分泌が悪くなってしまうのです。
女性ホルモンは中から体をきれいにしてくれるホルモンであり、また妊娠に関係するホルモンでもありますので、骨盤を締めて、女性ホルモンの分泌を増やす必要があるのです。
また最近では2人目不妊でお悩みの方も増えています。そういった不妊の予防にも大きく影響します。
矯正をお考えの方はお気軽にご相談ください!