こんばんは
安城スタッフの岩澤です!
9月も中盤に入りましたが…
なかなか涼しくなりませんね。先日後輩の先生とご飯に行きました!
三重から一人頑張ってくれています。お酒を酌み交わしながら色々なことが喋れました。自分も一度初心に戻ることのできた良い機会でした。
個人的には最近良いことづくしです。
今回のブログは
「うつ病」についてです。
うつ病とは、気分の落ち込みや喜び・興味の減退などの症状が長い間持続し、日常生活にも支障をきたすようになった状態を指します。
気分の落ち込みを感じることは誰にでもあることですが、うつ病では時間を経ても気分が晴れることがなく、強い抑うつ感が続くことになります。
うつ病の患者さんの数は、日本においては100万人を超えると報告されています。また世界人口の4%の方が悩んでいる状態です。
一生涯の有病率は3~7%ほどであり、誰でもかかる可能性のある病気です。
うつ病の発症原因は一つではなく、それぞれの人の持つ性格的な背景や環境要因によるストレス(経済的な要因・社会的な要因・個人的な要因・周囲の要因)などが複雑に関与していると考えられています。
例:離婚・倒産・解雇・死別・離別・出産…
などの激しい環境変化がうつ病の原因となりえます。
気分の落ち込みや喜び・興味の減退等の症状が長期間持続し、日常生活に悪影響を及ぼすようになります。
生じうる自覚症状として、抑うつ気分、今まで好きであったものに対して楽しさを感じることができない、集中力が続かない、不安を感じてイライラするなど。
他覚的にわかる変化としては、見た目に元気がなく表情が暗い、涙もろい、反応が遅い、といったものが挙げられます。
身体症状も現れ、たとえば食欲がない、体がだるい、疲れやすい、性欲がない、頭痛・肩こりがする、口が渇く、などの症状です。
身体症状から始まるうつ病もまれではなく、「抑うつ気分になるのがうつ病である」といった固定観念を持つことで体が錯覚して症状が現れたり、増悪することがあります。
パターンや、その方の状況にあわせて治療を行うことが重要です。
よくあることで、薬を飲むだけで症状を治そうとすることがありますが、向精神薬などの麻薬成分の入った薬が処方・使用されること。また使用に関しても法律によって厳しく規制されている成分が入っている事、それを大量に使用してしまって為に、思わぬ結果が出てしまった事例もある事を知っておいてください。
一番大切なのは、薬物以外の治療方法です。
特に、休息をとることが重要です。何かしらのストレス要因からうつ病を発症していることもあるため、ストレスから離れて休息をとり心身ともにリラックスを図ることが重要です。
また、うつ病の治療を考える上では、ライフスタイルの背景を深く理解することが重要です。まず、どのような生活を送っているか、どのような生い立ちだったか、学校ではどのような生徒だったか、年齢によって対人関係はどう変わったのか、などということをしっかりとカウンセリングすることが大切です。
その上で、これまでのことをしっかりと労って褒めてあげること、その方の考え方、頑張る方法、周りの方が患者さんをどのように解釈しているのか、周りの方のことをどう考えているのか、などということを総合的に判断して、患者さんと治療に関する認識を合わせ、治療の目標を立てます。
我慢をし続けている事が内側から体を壊してしまっていることはよくあります。不意に出た症状でもそのままにしないように…