こんにちは、安城ハピネスの岩澤です。
GWが空けて最初の週が終わりました、みなさま体調はいかがでしょうか?ここからの季節「五月病」など気分的なことが落ち込みやすかったり、急激な気温の変化(このブログを書いている日は真夏日を観測した所もあったようです)で体調を崩しやすい時期になります。
しっかり栄養をとって、睡眠時間を十分に取りましょう!
今回のブログは「単純性股関節炎」についてお話いたします。
単純性股関節炎は、小児期で股関節の痛みをきたす症状です。
原因は不明ですが、痛みの出る一週間以内に感冒様症状(かぜ)がみられたことが多く見られます。
ですので、関連として免疫力が弱くなってきたときに起こるとも考えられています。
見られる症状として
股関節の痛み、太ももの痛み、膝の痛み
症状が強いと歩行困難、股関節を内側に捻った時・曲げた際にも痛みが現れ、関節の可動域が低下します。
治療方法としては
まずは第一にして頂きたいのは安静です。
炎症によって関節を覆っている関節包という水風船のような組織(クッション材や潤滑剤などのような働きをする)部分の中にある関節液という液体が過度に増えてしまっています。
その量を適正にするために安静は必須なのです!
免疫力や体力を回復させるために規則正しい生活もマストです!
通常は1〜2週間の安静で自然治癒します。
激しい運動をしたりすると
関節内の炎症が強くなり、症状が長引くと同時に痛みも強くなります。また症状が慢性化することもあります。
また症状がさらに悪化した場合「ペルテス病」という太ももの骨の頭が壊死してしまう病気に発展してしまう事があります。
ここまで発展することは稀ですが、見過ごしはできません。
成長痛などと勘違いされる方も多いのですが、単純性股関節炎は成長痛の痛みよりも強いものです。
お子様が股関節に痛みを訴えた際はお気をつけください!