こんにちは!
ハピネスグループ 岡崎北ハピネス接骨院の施術スタッフ藤井です。
今日は、「女性の悩み№1 便秘の種類と原因」をお送りします。
便秘の原因は、人によって異なります。
分類すると、4つに分けられます。症状に合った対処をするのが大切です。
一つ目は「弛緩性便秘」についてです。
【弛緩性便秘】
大腸の運動低下によるもので、大腸内に便が長くとどまり、水分が過剰に吸収されて硬くなるタイプです。
便秘の中でも頻度が高く、女性や高齢者に多いです。
おなかが張る、残便感、食欲低下、肩こり、肌荒れ、イライラなどの症状も起こります。
運動不足、水分不足、食物繊維不足、腹筋力の低下、極端なダイエットなどが誘因になっています。
二つ目は、「けいれん性便秘」です。
【けいれん性便秘】
大腸の過緊張により、便がうまく運ばれずに、ウサギのフンのようなコロコロとした便になるタイプです。
食後に下腹部痛、残便感などの症状もあります。
また、便秘と下痢を交互にくり返すことも多いです。
精神的ストレス、環境の変化、過敏性腸症候群などが誘因になります。
三つ目は、「直腸性便秘」です。
【直腸性便秘】
便が直腸に達しても排便反射が起こらず、直腸に便が停滞してうまく排便できなくなるタイプです。
高齢者や寝たきりの人、排便を我慢する習慣がある人に多いです。
四つ目は「器質性便秘」です。
【器質性便秘】
イレウス、大腸がん、腸管癒着などの器質的な原因があって、小腸・大腸に通過障害が起こるタイプです。
血便、激しい腹痛、嘔吐などがあればすぐに病院へ行きましょう。
このような便秘では腸管穿孔を起こすおそれがあるので下剤を使用してはいけません。
今回は、「便秘の種類と原因」をお話させていただきました。
次回は、「便秘に隠れた病気」 をお話させて頂きます。
ありがとうございました。