皆さんこんにちは!!
普段何気ない姿勢をとっているつもりが気付いたら背中が丸まっている、または周りの人から『猫背だね』や『姿勢が悪いね』と指摘を受ける方は結構いるのではないでしょうか。
今回は背中の歪み(猫背)を矯正し、疲労予防に役立つテーピングのやり方を紹介していきます。
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【背中の歪み(猫背)の原因】
・骨盤の歪み
猫背の場合は骨盤が後ろ側に倒れ気味の状態、反り腰の場合は骨盤が多少前側に倒れ気味の状態といったように、姿勢は骨盤の状態と関わりが深いです。骨盤を正しい状態に保つことが大切になってきます。
・長時間の携帯(スマホ)やパソコン
長時間に及ぶ携帯電話やパソコン操作により、自然と背中が丸まり、顔と両肩が前に出てきます。
・座りすぎ
1日中、椅子に座って仕事をするなど普段から座る事が多くなると、身体の前側の筋肉は常に萎縮し易くなり、猫背などの姿勢になりがちになります。
また、椅子に対して浅く腰を掛けて座る方は、背もたれにもたれ掛かった状態になり易く猫背の姿勢になります。
この座り方では、背中の筋肉などを使わず座れるので良い姿勢を維持するための筋肉が弱りがちなり尚更猫背になり易くなります。
イスに対しては、深く腰掛けた方が良いでしょう。
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今回は、こうした猫背に対してテーピングにより姿勢を矯正する事で、長時間に及ぶデスクワークなどの疲労予防に役立てて頂ければと考えています。
【背骨のゆがみ(猫背)に対する疲労予防テーピング】
《POINT》
背筋を伸ばした状態で姿勢を真っ直ぐに保ってもらいテープを貼っていきます。
首の付け根あたりから反対側の肩甲骨の下くらいを目安に貼っていきます。
《POINT》
背骨を良い姿勢に戻す様に、多少テープを引っ張りながら貼っていきます。
反対側も同じ様に交差するかんじで貼っていきます。
今度は肩の外側から先程貼ったテープと平行になる様にして貼っていきます。
最後に首から下方向に交点を通るように貼って完成です。
《POINT》
テープをV字に貼る事で僧帽筋の中部と下部、縦のテープで脊柱起立筋をサポートして背骨を立てています。