テーピング ~手首の腱鞘炎~
今回は、手首の痛みに対するテーピングです。
特に、手首の親指側に起こる痛みに対して行います。
ご自身であったり、ご家族やご友人であったりと、育児・お仕事・スポーツなど様々な場面で起こりうる痛みです。
ひとりでも巻ける様なテーピングですので、お試しください。
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【アイヒホッフテスト方法 ~痛みが出る場所の確認~】
痛みのある場所だけが原因でない場合があります。
このテストで痛みが誘発されない場合には、肘へのサポートも必要となる場合があります。
① 親指を手のひら側へ曲げる。
② 親指を包むように他の4本の指を曲げる。
③ 肘を伸ばしたまま、手首を小指側へゆっくりと曲げる。
この時に手首の痛みが誘発されるようでしたら、今回の手首へのテーピングを行ってみて下さい。
【テーピング方法】
●貼る時のコツ●
・筋肉を収縮させた時に痛む場合、伸ばした状態で貼る。
・筋肉と同じ方向、つまり筋肉に沿わせて貼る。
●キネシオテープのメリット●
・テーピングすることで皮膚が持ち上げられ、体内にすき間が生じる。
これにより、リンパの流れとともに、代謝が良くなり自然治癒力が強化される。
・血流が良くなり、酸素・栄養が運ばれやすくなり疲労回復が早くなる。
・筋肉の動作をサポートするため、筋疲労の早期回復ができる。
・皮膚・筋肉と同等の伸縮率があり、貼ったまま身体を自然に動かせる。
・筋肉、皮膚の動作をサポートし、関節の動作を改善する。
●注意点●
血流を阻害し、血行障害を起こす恐れがあるため、テーピングを巻く際は強く引っ張り過ぎないようにご注意ください
もし、肌の色が赤黒くなってしまったら、即座にテーピングを外すようにして下さい。
痛みが変わらないようでしたら、早めに専門家へご相談されることをお勧めします。