こんにちは!
ハピネスグループ、岡崎北ハピネス接骨院の施術スタッフ藤井です。
今日は、「女性の悩み№1 便秘に隠れた病気2」をお送りします。
まず、便秘が原因でおこる病気についてです。
「便秘は万病のもと」と言われるように、便秘がひどくなると、さまざまな病気や症状を引き起こすことがあります。
例えば、次のようなものがあります。
【腸閉塞(イレウス)】
腸閉塞とは、腸が何らかの原因で詰まってしまう状態を言いますが、便秘が悪化すると「糞便性イレウス」になる可能性があります。
頻度は少ないものの、場合によっては命にかかわることもあるので注意しましょう。
【痔】
無理に排便しようとして、硬い便で肛門を切ってしまうと「切れ痔(裂肛)」に、力んで肛門に負担をかけてしまうと「イボ痔(痔核)」になる可能性があります。
【虚血性腸炎】
腸壁は非常に薄く、そこをたくさんの血管が走行し栄養しています。便が滞ると腸壁を圧迫してしまい、血管の血流障害を起こして「虚血性腸炎」になることがあります。
突然激しい腹痛や血便で発症します。
便秘を放っておくと、このような病気を引き起こす場合もあります。
しっかりと改善しましょう!!
—————–
続いては、便秘と薬についてです。
便秘は、時に薬によって引き起こされる事があります。
病気に由来しておらず、生活習慣の見直しをしても改善しない場合は薬の影響があるかもしれません。
こういった便秘は、日常薬を飲む機会が多い高齢者に多いです。
便秘になり易い薬には、以下の薬があげられます。
・血圧降下剤
・不整脈用剤
・抗うつ剤
・抗生物質製剤 などです。
思い当たる方は、自己判断せずかかりつけの病院で相談してみてくださいね。
また、便秘を解消する為に使用する便秘薬・下剤も便秘の症状や状態が把握出来ていない、
用法用量が守りきれていない、排便する為に頼りすぎているなどの場合があるとさらに便秘を悪化させる事があります。
上手に使えば、つらい症状をいっきに改善してくれる薬ですが、かならず、使用上の注意をしましょう!
今回は、「便秘に隠れた病気 弐」をお送りしました。
次回は、「便秘を解消する食生活について1」をお送りします。
ありがとうございました。