こんにちは。
ハピネスグループ施術スタッフの矢藤将馬です。
今日はランニング障害での症例の説明をしたい思います。
ランナーの20%の方が経験している「ランナー膝」についてです。
ランナー膝とはどんなものなのか、まず仕組みを説明します。
脚の太ももの外側に大腿筋膜張筋というものがあります。
それが下に下がっていくと腸脛靭帯というものに移行し、これが膝の外側のやや下に付きます。
腸脛靭帯というものは、膝を曲げ伸ばしする際に大腿骨の外側上顆(膝の外、やや上にある突起)を乗り越えるので、それを過剰に繰り返すことによって炎症が起きます。
それがランナー膝(腸脛靭帯炎)というものです。
起こりやすい原因として、大腿筋膜張筋、腸脛靭帯が硬くなっている。
筋力不足、柔軟性の低下、ウォーミングアップ、クールダウンの不足。
足の構造上O脚と言われるもの。
足の関節が内反といって内側に曲がっていたり、ソールの薄い靴を履く、硬い地面の走りすぎなども起こりやす原因となります。
以上のことを予防すればランナー膝を防ぐことができます。
是非一度、原因を見直してみてください。
どんなケガにも必ず原因はあります。
動画を見て頂いて少しでも参考になれば幸いです。
ありがとうございました。