皆さんこんにちは!!
ハピネスグループ、刈谷ハピネス接骨院の施術スタッフ阿保です。
今回は、偏平足に対するテーピングを行っていきます。
偏平足とは、土踏まずが無い状態のことです。
赤ちゃんの頃は土踏まずに脂肪がついている為、偏平足の状態です。
それが、歩くことにより土踏まずが形成されていきます。
8~10歳頃には土踏まずのアーチが形成され、その時期に土踏まずが出来ないと偏平足といわれます。
(※)アスリートの方で偏平足の様な足をしている方は多いのですが、これは偏平足ではなく疑似偏平足と呼ばれる状態で、足の筋肉が発達しているがために偏平足の様な足になっています。骨格がきちんとアーチの形をしていれば問題ありません。
偏平足には2種類あります。それは、先天性と後天性です。
【先天性偏平足】
足裏のアーチが形成されるのは、乳幼児期から幼少期にかけての成長過程です。
この時期に骨格の異常や発育不全、機能障害などが原因となって発症するものを先天性偏平足と言います。
発育や成長に伴い土踏まずが形成されるはずの時期に、十分な運動が不足してしまうとアーチが正常に形成されなくなってしまいます。
【後天性偏平足】
土踏まずが形成されている主に、成人に達した段階で発症するのが、後天性偏平足です。
後天性偏平足を発症する人に多い症状としては、
・骨折
・靭帯損傷
・後脛骨筋の疲労
・アキレス腱の疲労
・アキレス腱組織の軟弱化
などがあげられます。
偏平足になっても痛みがない場合もあるのですが、土踏まずのアーチがないので変な歩き方になり、転倒し易くなります。
また、バランスが悪くなり腰や膝の痛み、血流が悪くなり、浮腫みや冷えなどの2次症状の原因となることもあるため、治療するほうがよいと思われます。